主屋よりも古かった同一敷地内離れ座敷のある平屋建て古民家を、若夫婦の為の住まいとしてリノベーション改修を施しました。もとはミニキッチンしか水廻りは有りませんでしたが、浴室、トイレ、洗面、キッチンを新たに設け、LDK、洋室2部屋、収納等をレイアウトしています。
今回プランニングするにあたり、施主Mさんからの要望は、
①友人知人を招ける(くつろげる)LDK
②某メーカーのこだわりキッチンの採用
③同一敷地内で暮らす各家族のプライバシー
の確保
④無垢の木など、素材にこだわって経年変化
による味わいのでる内装
以上でした。
外のGL(グランドレベル)からリビングまでの段数を最小限に抑えバリアフリー化を図ったのは勿論、それとは相反してリビングとキッチン、玄関ホールと廊下(寝室)にそれぞれ段差をワザと設けて各フロアをスキップさせることで、空間にリズミカルに変化をつけて立体感による開放感をつくっています。